今回は40代男性で私と同様に頻尿にお悩みのあなたで、サプリや漢方薬に頼らない方法で、日常生活において、簡単に実践する事が出来る、頻尿対策方法をご紹介致します。
実は私も結構頻尿です。外出すると必ず1時間に1回はトイレに行く始末です。

サプリや漢方薬を飲んだりもしていた時期もあるんですが、効き目もいまいちで、結局止めてしまいました。(時間と費用の面でもネックになっていました。)
そこで頻尿の原因と対策をネットで調べて実践して行くうちに、割と頻尿対策が改善されて来たので、実際に効果的だった方法をご紹介致します。
是非頻尿にお悩みの40代以上の男性は、ご参考になさって頂ければ光栄です。
目次
頻尿について
頻尿の定義としては、日本泌尿器学会では一般的に、朝起きてから夜寝るまでに1日8回以上トイレに行く方は、"頻尿"と言われています。


3時間おきにだと1日6回。若いヒトであれば、2~3時間おき程度にトイレに行く方が多いのではないでしょうか?
(気になる方は、是非自身の1日のトイレの回数をカウントしてみて下さいね。)
ただ私も2時間に1回は確実にトイレで排尿しているので、"頻尿"と言う訳です。
原因について
頻尿が起きる原因としては、加齢・病気・メンタル面など、様々な内外の原因によって起きます。
まずは1つずつ見て行きましょう。
過活動膀胱
頻尿で、最も多い原因と言うよりも、1つの症状が、過活動膀胱です。
排尿のメカニズムは、膀胱にある程度尿が溜められると、脳から脊髄を経由して、膀胱に排尿の指令が伝わり、膀胱の排尿筋が収縮する事で、排尿へと繋がります。


この過活動膀胱になる原因としては、以下の物が挙げられます。
・脳や神経の病気
・泌尿器系の病気
病気によるもの
その他に以下の病気になると膀胱が、癌や前立腺による圧迫や、ウイルスによって刺激されて、頻尿傾向になって来ます。
・前立腺肥大
・尿路系の炎症
・糖尿病
・腎臓病
さらに尿路結石を防ぐ為に、利尿剤を服用する事によっても、頻尿状態になります。
ストレスによるもの


これによって膀胱も緊張状態になるので、先ほどトイレに行ったばかりで、膀胱に殆ど尿が溜まっていないにもかかわらず、すぐにまたトイレに行きたくなって来ます。(あなたもこのような経験が、何度も有るはずです。試験開始直前とかに。)
骨盤底筋の低下
骨盤底筋は、骨盤の一番下にある筋肉群の総称です。


しかし出産・猫背・便秘などで骨盤底筋が緩むと、膀胱が垂れ下がってしまい、少しの尿でも尿意を感じてしまう原因にもなります。(いわゆる過活動膀胱。)さらに尿失禁の原因にもなります。
理想的な1日の水分量の目安とは?


そして成人の方で1日に必要な水分摂取量の目安は2.5L/1日と言われています。
ちなみに2.5Lと言っても全て水やお茶から摂取する訳ではありません。
野菜などの食べ物に含まれている水分が1.3L近く含まれている為に、結果的に2.5L-1.3L=1.2L分を飲み物から摂取する必要があります。
1日に失われる水分は?
しかしヒトが飲み物や食べ物から摂取した1日の水分量2.5L全てが、体内に留まるはずはなく、汗や尿や便に含まれている水分も同時に排出されるので、それらの1日の水分量も総計で、約2.5L分にもなります。
よく寝ている間にヒトは、コップ1杯分もの汗をかくと聞いた事がありませんか?
身体に溜まった熱を放出させる為にも汗をかく行為は、非常に重要です。


アルコール摂取には要注意
また水分を摂取する際に、水と同じ飲料水でも、ビールや日本酒などのアルコール類の摂取には十分に注意が必要です!


よくビールを飲むとトイレに行きたくなるのは、その為です。
理由は、アルコールを分解する為に、水分が大量に必要になってくるからです。
コーヒー・紅茶も要注意
コーヒーや紅茶に含まれているカフェインにも、利尿作用があります。


私が実践して効果があった対策方法
頻尿の私がお薬やサプリに頼らないやり方で、効果が有った対策方法をご紹介致します。
一応前置きとして、前立腺肥大や糖尿病などの、膀胱や尿路系の病気は無いと言う前提条件で、紹介しています。
カフェインやお酒を控える
利尿作用のあるカフェインの入ったコーヒーや、お酒を控える事も重要です。
よって緑茶にもカフェインが入っているので、常温のミネラルウォーターや、ノンカフェインのルイボスティーを、代わりに飲むようにしています。
またお酒に関しても利尿作用が強いので、付き合い程度にしか飲まないようにしています。
お腹周辺を温める
普段から冷たい飲み物をあまり飲まないようにして、身体を冷やさない事が重要です。
そうする事で、膀胱の活動もよくなるので、十分に尿を溜め込んでから、尿意を催すようになります。


冬場はももひきを穿いて、下半身全体を温める事で、かなり頻尿効果がありました。


こんな感じでお腹の上に貼って、膀胱部分を温めるのも、非常に効果的でした。


骨盤底筋運動
頻尿は、膀胱を支えている骨盤底筋が緩んでくる事でなりやすくなると、上記で紹介しました。
ならば、その骨盤底筋を鍛えれば問題解決するのでは?と言う事で、ネット情報を参考に私も骨盤底筋運動を実践してみました。やり方は非常に簡単です。
仰向けでも椅子に座ってもokです。


①仰向けor椅子に座る
②リラックスする(椅子に座って実践する場合は、背筋を伸ばす。)
③お尻の部分を意識しながら締めたり、緩めたりを繰り返す
ただこれを意識的に繰り返すだけです。この骨盤底筋運動も、頻尿に対して効果がありました。
まとめ
以上の通り、40代の頻尿気味の私が、サプリや漢方薬に頼らない、頻尿対策を紹介してみました。
カイロもレギンスも、安くてすぐに手に入るものばかりです。
骨盤底筋運動に関しては、椅子に座った時や、お布団の中に入って寝る時に、肛門に意識して、締めたり緩めたりするだけで誰でも簡単に実践する事が出来ます。
頻尿にお悩みの40代や50代以上の方は、是非実践してみて下さいね。

その他、ストレスも頻尿と大きく関係しているので、出来れば、趣味に没頭したり瞑想をしたりして、ストレスを発散してあげる事も、頻尿だけでなく、精神的にも肉体的にも良い影響を与えるので、重要です🎶

